2019年11月17日 瑞牆山 十一面岩奥壁 ジョイフルモーメント アプローチ敗退😢

シンさんと瑞牆山の十一面岩奥壁ジョイフルモーメントに「行・こ・う・と」しました、がっ!アプローチ迷いの為、冷んやりとした秋の日のトレッキングになってしまいました。

ここは同じく道迷いをしてしまう人を減らすためにアプローチ情報共有をさせていただこうと思います。共有するのは「瑞牆山 十一面岩奥壁へのアプローチ」です。

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て、が、き、地図です。

植樹祭広場駐車場から瑞牆方面を見て、い段上の緑地の右側の端から林道が続いていますのでそちらを歩きます。すぐに右側に鹿除け柵が見えてきますので、取り外しできるゲートの一部を開けて内部に入ります。ゲート先にまっすぐ伸びる明瞭な林道を歩いていきます。

この林道を歩いて行くとしばらくして、左手に四阿(あずまや ←要は屋根付きのベンチ)が見えます。四阿の少し先で分岐があり、左は不動滝につながる登山道となります。ここは右の踏み跡を歩きます。川と並行して左側を歩く形になります。この踏み跡を辿って行くと右手にスラブのボルダーが見えます。このスラブのボルダーのところを右に曲がります。すぐに川に突き当たるのでそこを渡ります。

川を渡って真っ直ぐ行くとすぐに大きな岩のハングボルダーが見えます。このハングボルダーからが重要。下の写真がハングボルダー。

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私たちは最初、このハングボルダーから先ほど渡った川沿いに見えるケルンを追いかけていきました。やや川と並行する形で上流に向かいやがて樹林帯の急登を登る形になります。しかし、この道は七面岩に続く道で、奥壁に行くものとは異なります。私たちはここから奥に歩き続けてしまい、本来向かうべき十一面岩の裏側を彷徨い続けることになってしまいました。2時間ほど彷徨って、後から登ってきたルート開拓者の方の話を聞いて誤りに気づきました。とりあえずここから四阿まで戻りました。

そして、再度、四阿からスラブボルダー、川の渡渉、ハングボルダーに戻ります。そして判明した正しい道は「ハングボルダーを右手に見ながら、川と並行する形で30メートルほどを進むと右手に大きな岩が見える。その岩の手前を右側に行くとシャクナゲの斜面となるのでこの斜面を登って尾根を目指す」ものです。おそらく普段はこのシャクナゲの斜面に至る踏み跡が明瞭なのでしょうが、台風19号の倒木による影響なのか、落ち葉の影響なのか全く踏み跡が見えませんでした。ケルンも明瞭なものは見当たらなかった。シャクナゲの斜面に入れば踏み跡が見えてきました。そしてその斜面を登りつめ、尾根に出ると踏み跡はより明瞭になります。下の写真がシャクナゲの斜面に続く道。奥に見える岩が地図の「大きな岩」。

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下の写真は奥の大きな岩を近くで撮影したもの。ブレててすまん。

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尾根に出てから左に進むとすぐに眼前に岩壁が見えます。岩壁を左に見ながら明瞭な踏み跡を歩いて行くと、やがてルンゼのガレ場が出てきます。左上にルンゼが伸びているので、そこを登っていきます。左に末端壁が見えます。そのルンゼを登っていけばやがて正面壁も左側に見えます。下の写真は末端壁の写真と、ルンゼを登っている際に後方を振り返った時に見える景色の写真。

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そして、奥壁に至るためには、このルンゼが終わったあたりがちと曲者です。ルンゼが終わって再び樹林帯になるところで道は不明瞭となります。正しい道は樹林帯の左側にフィックスロープが見えるのでそちらの方向。しかしこのフィックスロープもなくなる場合もあり得ると思う。

私たちが訪れた時にはルンゼの終わりの樹林帯に入ったところの右側に赤テープが見えたので最初はそちらを追いかけてしまいました。この赤テープが続く右側に向かう道は小ヤスリ岩への道で間違いでした。やがて岩穴を抜けた先に小ヤスリ岩が眼前に見えたので間違いに気づきました。

さて、正しい方面に行くとやがて正面壁の特徴的な「燕返しのハング」が見えます。ここから右側に伸びるふみ跡を追っていくとしたの写真にあるような白テープが見つかります。

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引き続き奥壁方面にふみ跡を辿ります。

私たちはこの点でも1度ミスをしました。正面壁の縁を回り込んで行ってしまったため、正面壁に向かって右側にある「正面壁下降路のフィックスロープ」を一度登ってしまいました。あまりに危ういフィックスロープの登りなので正面壁まで一度戻って歩行路を修正しました。

話を戻して、前述の白テープから奥壁方面に歩きます。奥壁の広場前のフィックスロープまでそれ程距離はありませんが、フィックスロープ手前がやや不明瞭。木のテープや分かりやすいケルンは見当たりませんでした。明瞭なふみ跡とも言えないものでしたし。。。見つけるべき広場手前のフィックスロープは下の写真の物。危険を感じない簡単な登りです。七面岩方面への道間違いからここに至るまでに危ういフィックスロープの登りが多々ありました。十一面岩奥壁に向かうにあたり、危ういフィックスロープの登りがあった場合、それま道間違いをしている可能性があります。

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フィックスロープを登ればすぐに広場。下の写真が奥壁の広場です。DSC_0243

 

そして広場から奥壁に沿って30m程進めば目指していたジョイフルモーメントの取り付きがありました。下の写真の通り、ほそっい木に控えめにテーピングが巻いてあります。

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さらに下の写真もジョイフルモーメントの取り付き。

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いやはやこの後駐車場に戻るまで、合計7時間も歩き続けてしまいました。。。。シンさん曰く「間違えそうな場所を全て間違えた」。ごもっとも。

もちろん時間切れでクライミングはしませんでしたー!

まあ、道迷いも1つのミス。1つのミスをきっかけに焦って、無理して、2つのミスが重なって大きな事故につながるもの。今回は迷いに迷いましたがその中でも冷静に対処して、事故につながりそうなパターン(向かっている道が正しいと思ってやや危険な場所を無理に登ってしまう等)を認識し、それを意識的に回避しました。この点、良かったと思います。

ひんやりとした空気の中、快晴の空のもと気持ち良いハイキングとなりました◎

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2019年9月29日 西丹沢 火打沢 沢登り

センさんと私Fで西丹沢の火打沢に行ってきました!

今回は防水カメラを忘れたため写真はセンさんがスマホで撮ってくれた2枚しかありません。従って、情報共有としてのテキスト主体です。

国道246号線から河内側沿いを走行し、道の駅山北から少し先に行った『山市場』というエリア付近で火打沢とボウズクリ沢に至る青い橋が見えます。アクセス抜群!もはや丹沢湖までも行かなくてもアプローチできる素晴らしさ!!!

昔は「棚沢キャンプ場」の駐車場に車両を停めたようですが、このキャンプ場はどうやら閉鎖してしまっている様子。駐車場所は近隣の方の迷惑にならない場所を選んで自己責任で選んでください。

青い橋を渡ってお茶畑がある付近で、右に行けばボウズクリ沢。今回は左に行き不老山の登山道を辿ります。不老山の登山口に入ってすぐに車庫のような小屋の右側を通ります。これがトポにある「東屋」なのでしょうか??車庫か農機具倉庫にしか見えない。
ちなみに今回私が使用したトポは「東京起点 沢登りルート120 初版第2刷」です。これを基準に解説します。

車庫のような場所を通って、不老山登山道を辿ります。登山道は一度沢から離れますが、すぐに沢よりを通ります。左下に沢が見えたら適当な場所で沢に降りる。最初の車庫のような建物以外に私たちは建物を見なかったですが、ちょっと登山道を外れたようなので、あるいはべつに東屋と言われる建物があったのかもしれません。
とりあえず、沢に降りたところは火打ダムの上でしたので予定通り。火打ダムは見た目、ただの堰堤。右岸側にコンクリート打ちの遊歩道のように見えるものもあったので、火打ダム手前で沢に降りてしまっても越えるのは用意。まあ、不老山登山道を辿っていれば火打ダム手前で沢に降り立つミスをすることはないと思われます。

火打ダム先で入渓準備をして出発!

最初の堰堤は右岸から巻きます。朽ちたログハウスに至ったらそのまま水平異動で堰堤の上部に到達します。

最初の10m滝は左岸から巻きますが、すぐ横はグズグズなので15メートルくらい右に寄ってから巻き始めました。どうやら右側に深く入りすぎたようで、滝の落ち口はるか上を越え、ついでに登れる8m滝もまとめて巻いて、さらに3段30m滝もまとめて巻いてしまいました。まあ、8m滝が登れなかっただけなのでよしとします。しかし、この巻きは全体的に足元がグズグズで安定しないので、ハンマーのバイル部を土に差したりしながら登りました。30m滝を越えてから沢に戻る懸垂下降部付近にはFIXもありましたが、信用できないので、懸垂下降で沢に降り立ちました。

次のゴルジュ入口10m滝は滝から少し戻ってFIXロープで垂壁を登りますが、やっぱりあんまり信用できないので、補助的にFIXを握ります。やはり急な斜面で安定しないのでバイル部を土に差しながら登ります。無意識に高巻くとせっかく登れる次の10m滝も巻いてしまいます。私たちも気づいた時には次の10m滝の落ち口と同じ高さにいましたが、あえて懸垂下降で沢に降り立って、この10m滝の登りに挑みました。この滝はトポの④のもの。
トポでは「左壁を快適に登る」と書いてありますが、全然快適じゃない😤ホールドはまあまあのものがありますが、滑ってる。錆びたハーケンは左壁側にありました!それに気づかず、手前で一発ハーケン打ち込みましたが岩が崩れて意味なし。落ち口に抜けてもフォローの確保用のハーケンは無く、適当なピナクルやリスも無いので支点確保に苦労しました。2本のハーケンを打ち込んで、岩の凸部にどうにかスリングもかけて3点の支点を取って確保しました。ちなみにシャワークライミングでした。水が顔にかかると心が萎える。。。。

その先にあるトイ状滝はツッパリするには左右がツルツルで不安。流芯に足を突っ込むとなんとなくフットジャミングチックに決まったのでそれで登って行きました。いろいろと一筋縄ではいかない沢です。たしかに2級。

ゴルジュ帯の終盤7m直瀑滝は登っている山行報告もありましたが、水がもろに顔面にかかるし、中間支点も見当たらずハードなものになりそう。従って、トポ通りに右岸を巻きましたが、結構危うい巻き。急峻で足元のグズつく場所を逆戻りするようにトラバースします。ロープ確保するべき。トラバースが済んだら上に向かってかなり登り上げます。傾斜が緩んで、ほぼこの登り部分の頂上に至ったところ付近から沢に向かって、尾根を降りていくとロープは出さずとも先ほど巻いた7m直瀑の上の5m滝の上に降り立ちます。

ここからはナメの穏やかな渓相。トポはこの先、説明がざっくりとなりますが、まだまだ気を抜けない滝が出没します。

下の写真の滝は左岸側からトラバースして中間のバンドに入ります。左岸側のホールドはなんとも甘いし立っているので、自ずと流芯のガバを目指すことになるためシャワークライミング必須!支点はないので、ハーケンを打ち込んで中間支点を取ります。前回の水根沢でFul先輩から学んだ「流芯突破魂」を持ってここまであえて水流を選んで歩いてきましたが、一段高い乾いた場所中心に歩いてきたセンさんもここではずぶ濡れ♪ Let’sシャワークライミング♪
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最後の方の滝はロープをださずに登りましたが、ハーケンがありました。ホールドはありますが、念のためロープを出すべきでしょう。こちらも♪ Let’sシャワークライミング♪

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トポでは「760m付近で沢はぼさにおおわれるので遡行を打ち切る」と書いてあります。「ボサ」ってなんだ!?と思ってましたが、650m付近で倒木や木でボサボサしてきました。

ここまででお腹いっぱいなので左岸を登って不老山登山道を目指します。林業者の踏み跡よりも踏み込まれている踏み跡である一般登山道に合流。1時間ほど歩いて不老山登山口に至りました。

 

遡行時間はトポ通りだいたい5時間くらい。

アプローチの近さから「午前中には終わるべー🙆‍♀️」と気安く考えていましたが、いやはや内容の濃いボリューム満点の沢でした!蜘蛛の巣が大量にかかっており、入渓者は少ないように思われましたが、シャワークライミング、気を使う巻き、ナメ、ルートファインディング能力、懸垂下降などいろいろと楽しめます!

秀渓認定🙆‍♂️‼️

 

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2019年9月7日、馬返し~富士山~村山古道~駿河湾

久々のブログ投稿TKです!

皆さん、富士山の村山古道をご存じでしょうか?私も何年か前まで知りませんでした。富士登山として、多分最も古い登山ルートで最近少しずつ整備されてる富士宮六合目~村山浅間神社の富士南面のルートなんです! 続きを読む 2019年9月7日、馬返し~富士山~村山古道~駿河湾

2019年8月10日 瑞牆山大ヤスリ岩 ハイピークルート

前回のシンさんと行った錫杖岳左方カンテの帰りに、シンさんから「人工で大ヤスリ岩を登れるルートがある」と聞き、そのようなルートがある事を初めて知りました。その名は「ハイピークルート」。全3ピッチで最後のピッチは40メートル全てをアブミの人工登攀らしいです。瑞牆山一般登山道を通ってすぐにアプローチできるのも魅力。一般登山道しか歩いていなかった時期に初めて見た大ヤスリ岩、こんな岩は上級のフリークライマーしか登れないと思っていたのに、それが人工で登れるというのが何よりも魅力です。 続きを読む 2019年8月10日 瑞牆山大ヤスリ岩 ハイピークルート