毎年7月海の日三連休は天気に裏切られる。滝谷へのクライミングを計画していましたが天候悪いため中止。
東北方面の天気予報がマシなので、去年の上の廊下計画の代替案として温めておいた葛根田川に行くことに決定！メンバーはシンさん、モッチー、Fの3名です。
金曜の23時待ち合わせで横浜を出発し7時頃に岩手県滝ノ上温泉駐車場に到着。3人で運転と睡眠を交互に取りながらなので思ったよりも近いっ！
滝ノ上温泉駐車場は広くてトイレも綺麗。
地熱発電所を横に見ながら舗装道路をしばらく歩く。
葛根田川の橋を渡り、しばらく歩き、道は二手に分かれる。「左側の道には沢を渡る橋、右側の道はUターンして登り坂」となっている場所を左側の道に進む。さらに歩いていくと舗装された道の終点で、葛根田川の左岸の河原が近くなるので入渓！
まずは河原歩き。
右岸から大きなスラブ滝が入ってくるところでいきなり、葛根田ブルー♪
お次はドクロの滝
ゴルジュ地形になってくる。水も水底の岩の色も素敵すぎてウットリ💋
見どころのお函が見えてくる。「おはこ」？、「おかん」？、とりあえず「おはこ」でコンセンサス。
右岸沿いで歩いてしまったので、左岸まで泳いでみる。
💋おかんの艶姿💋
その先もいちいち素敵♪
お次の見どころ、葛根田大滝。左岸の踏み跡で高巻き。この高巻きは難しくはない。
滝ノ又沢との出合いを過ぎて、二俣を右俣に入り15m滝が出てくる。遡行図には「右岸高巻き」とあるが、明瞭な踏み跡は見当たらず。結構急峻な場所を登って行った。
高巻きで結構上に登っても、それらしいトラバース道は見当たらずだったので、上流方面にどうにかトラバースしていき、最後は懸垂下降で沢床に戻った。まとめて15m滝と、5m滝をまとめて高巻いた。結局この高巻きの正解はよくわからず。
右俣930ｍ付近右岸にて幕営。初日は1日快晴！なによりです。
2日目レッツGO! 本日は高曇り。
「右俣15ｍナメ滝の前のナメ滝」。左側をハーケンで中間をとりながらフリクションで登る。
右俣15mナメ滝。モッチーのリード！
落ち口から
流れが少量になってきた
湿原に向けての薮漕ぎ前に一休み♪たおやかな水流で寝ころびたくなる。
ネマガリタケの強力な藪漕ぎを経て、
大白森の湿原（地図上で三角点のある側）に到着！北東側に伸びるもう一つの湿原に向かって進む。そこに下降予定の明通沢の源頭部があると読む。
北東側の湿原に到着。ここに至るまで、ネマガリタケの強力な藪漕ぎを再び行った。私はウェットの上着を着ていたので熱中症になるかと思った。早く沢に戻って水に浸かりたい。。。
明通沢に至るには「大白森の三角点がある湿原にて、そのまま東に進んで沢筋に至る」のか、私たちのように「北東側の湿原から明通沢の源頭部に至り、沢筋を下る」のか、どちらが正解かわからない。踏み跡は見当たらなかった。GPSにかなり助けられた。
下降路の明通沢も素敵💛
最大で40mのロープを要する懸垂がある。
いちいちキレイ💛
林道の橋が見えると、葛根田川との合流も近い。いやっ、近くない、思ったより長い。
ただいま葛根田川！！！！出合いに到着！
駐車場到着後、駐車場近くの「日本一熱い温泉」にて汗を流す♨バイナリー発電で使用した熱水を使っているらしい。水で薄めないと、横浜に健康な体で帰ることはできなくなる。
全く素敵な沢でした！天候にも恵まれました。
複数人で運転すれば長距離も苦にならないし、今後は岩手の沢へ日帰りも検討しようと思いました！
ウソです。
＜コースタイム＞
（7月13日）
滝ノ上駐車場 7：00 → 入渓 7：50 → お函 9：40 → 葛根田大滝 11：00 → 右俣15ｍ滝 12：30 → 高巻き後に沢床に戻る 14：00 → 930ｍ幕営地点 15：00
（7月14日）
幕営地点出発 5：30 → 右俣15ｍナメ滝 → 大白森湿原 8：00 → 大白森の北東の湿原 9：10 → 明通沢にかかる林道の橋 11：50 → 葛根田川出合 12：40 → 滝ノ上駐車場 13：45
盛岡ICから高速に乗る前にじゃじゃ麺食べていきました！とてもおいしかったです。ちーたんお願いします！
遠目で静かに観察してましたが、モッチーは馬と会話ができるようです🐴
F
