夏はやっぱり沢が楽しい!
谷川岳の登攀予定でしたが、天気が芳しくない。瑞牆山マルチピッチを検討するも、やはり雨に降られると。。。
こんな時は沢が一番、どうせ濡れるのだから多少の雨は問題なしっ!
ということで、今回はシンさん、Mっち、Fでの、水と戯れる奥多摩海沢です。
早めの到着で、まだこの沢を利用するキャニオニングツアーの人などはいません。
海沢園地から下流に海沢林道を少し歩きます。本日は下部の泳ぎから入渓予定。「水利へ」の看板にて沢に下降し、入渓。泳ぎ沢を目的に来ていますが、入水前はドキドキ💛「このウェアでだと寒いかもなー」とか。
いざっ!遡行。
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脱渓!!
そもそもの入渓地を間違えて速攻、出だしの海沢園地に戻りました。
そもそもの最初は海沢林道を5分ほどしか下降せずに「水利へ」の看板で入渓。本来の入渓地点は海沢園地から15分ほど下った「水利へ」の看板でした。正しい入渓地点にはこのような橋が架かっています。
早速泳ぎだー!ひゃっほー!!
楽しすぎる
プチアドベンチャーなのに、傍らに林道が走っているので、安心感もある。心置きなく水遊びができる
好き勝手いろいろやる
海沢下部を満喫した後は、上部へ。
海沢園地にキャニオニングツアーの団体さんが入っていた。三ツ釜の滝は遊歩道で巻き、ネジレノ滝に向かう。
ネジレノ滝
ネジレノ滝下部はどうせ落ちても釜に落ちるだけなので、ノーロープで中間部まで。
中間からはロープを出す。ところどころ怖いので、一部ハーケンも打った。ここまでが遊歩道経由で平和すぎたので、その気持ちのまま登攀に挑むと危険。上部ではキャニオニングツアーも行っており、中間部も油断してしまいがちだが、ここはちゃんと2級沢の登攀。
ネジレノ滝上部でキャニオニングツアーを見学。いつも言うが、水遊びは大人も楽しい😊
Mっチー、ここでスリップ後の腹ばいスライダーを楽しむ
んーまだ楽しい♪
大滝は右岸から巻く
大滝の巻き途中。
大滝の巻きを終えてすぐに上部の釜に降りてしまったが、これは間違い。登り返して修正する。
正しくは大滝の巻きから続けて、危うい狭いバンド上の道を歩いてトラバース岩茸石沢の滝の落ち口上のやや上を渡り、不動滝の上に1ピッチの懸垂下降15m。参考にした遡行図(東京起点沢登りルート120)の通り。下の写真はその懸垂下降中のもの。
「ビバ泳ぎ沢」の心意気で来訪した海沢だが、すでにバシャバシャ釜で遊びすぎて、食傷気味。ナメですら無意識に水流を避けてゴーロの河原を歩く自分がいました。
そんなところにボスキャラの枠木大滝 登場!!!!
前述の遡行図には詳細な突破方法が記載されていますが、ここは現地の地形を読んで戦略を練る。いろいろ戦術を練って抜け方を考えるのが楽しかったす🙆
枠木大滝突破後に少し歩くと、荷揚げ用リフトの軌道に至る。その軌道沿いに歩いて海沢園地まで。
到着!!!
「天気がはっきりしないなー」「岩濡れてて登れないかなー」とかでフリークライミング、アルパインクライミングの山行を悩むくらいならば、夏は沢だなっ!と思う1日でした。
ビバ海沢!ビバ泳ぎ沢!
<コースタイム>
海沢園地8:20→間違った入渓地点8:25→海沢園地→正しい海沢下部入渓地点9:10→海沢下部遡行→海沢園地→三ツ釜の滝→ネジレノ滝10:30→ネジレノ滝登攀11:10→(大休止20分くらい)→大滝11:38→大滝と不動滝の巻き終了(懸垂地点間違い含む)13:10→枠木大滝13:50→荷揚げリフト軌道到達14:55→海沢園地到着15:34
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