2022/10/11-12 裏那須三山(散々)縦走

2022/10/11-12 裏那須三山(散々)縦走

ワタクシ今回那須へ紅葉を見にのんびり温泉入ったりして過ごす予定だったのですが、非常に散々な山行になりました😢

半年前から三斗小屋温泉に泊まりながら温泉に入って紅葉をみてのんびり~♪と考えていました。

那須高原駅に到着しバスでロープウェイまで、その後ロープウェイを使わず峠の茶屋方面からあがっていくと茶臼岳が見えてきました。

茶臼岳


今回の目的は以下の3点
①紅葉をみる
②三斗小屋で温泉に入る
③裏那須縦走

今日は早めにテント張ってのんびりしたいのでささぁ~っと姥ケ平に向かいます。

紅葉してます!

紅葉を見た後、大体1時間半歩き三斗小屋温泉 煙草屋旅館に向かいます。

テントから旅館が見える風景

お風呂が楽しみ♪(野天風呂3回、女子風呂2回の計5回風呂に入りました)
テント泊は野天風呂のみ入浴可、女性は女子風呂も入浴可と言われました。
この時間帯は普段平日デスクワ-クをしているワタクシ、皆が仕事している中、テントでごろ寝、お茶飲んだり、温泉入ったりグダグダ過ごします。最高のゼイタク。

女子風呂にLet`s Go。貸し切り^^

次の日は旅館から大峠まで約1時間半かかり、3本の沢を渡ります。水量が多いと要注意。

大峠分岐に出る、予報通り曇ってるので悩む、、、


こんなガスの中、裏那須方面を歩いても視界がよくないので辞めて三本槍方面に行き下山するかしまいか。
2mほど三本槍方面に歩きましたが、引き返し裏那須縦走を決意しました。
この後、下山は過酷が待ってました、、、、

ガスの中、ミニ飯豊山といわれる 流石山、大倉山、三倉山を歩き、ほとんどガスの中ですが一瞬視界が見えたりしたときは感動でございまする。

三倉山の手前にある三角点到着後、ここから藪こぎ開始!
事前に情報を得ていたので、こちらの下山ル-トは廃道で藪こぎ、不明瞭な道。
レインコ-トを着用(今回3連チャンで出番が多いレインコ-ト使用)してから肩まで藪こぎの中を進んでいきますが下は見えないため慎重にすすみます。

まさにそのまま直進、こんなのがずっと続く。コースタイム遅くなる・・・
三倉山山頂到着!1888m。ちょうどお昼の12時、三角点手前からは人には全く会わず。

熊が出そうなので長居はせず進みますが、次の試練は三倉山~唐沢山の間、こ~んな藪こぎ登場。

藪こぎ?倒木通り?日本語何という?

えっ、ここ?周りをクルクル見渡し他の道も探しましたがありません。
もうえいや、で木にぶら下がり横移動でオラウータンのように渡りましたが、ひどすぎますね(T_T)
唐沢山を抜けて下山ル-トに入り始めたころ、ガスが取れて今まで歩いてきた裏那須方面が見えてきました。

これを見たくて待ってた

そんな癒しとは反対にここからは急坂が続き2時間廃道(実際は3時間ちょい)オンパレ-ドでございます。

倒木その1
倒木その2
倒木その3(実際はもっとあった)

倒木満載、しかしまだ通り抜けられるぐらいだから大したことない。

歩きにくい道が続き、沢沿いに出てきた

この写真はまだ沢が始まった場所。
ここから沢の水量も多くなり、沢沿いを下っていく情報は知っていましたがなかなか思うように下れず土が柔らかくこけたり泥んこでバリエ-ションです💦
廃道なので登山道が消えてGPSからもずれてしまうという失態・・・
行ったり来たりして焦りながら、今夜は道迷いで野宿→テント有→沢の水と残材の食材で過ごす、あと明日の仕事どうしよう?→その後???と妄想が巡りやはり現代人なの考え方が抜けません^^;

妄想を膨らませながら歩いてくと民家が見えてきた!!

こうして無事下山しましたが本来の下山方面の三倉山登山口は間違って下山した場所から徒歩2分の距離。しかしここの登山道は現在廃道。

もっとわかりやすい標識にしてよね!!と強く思いました。

三倉山登山口方面にはもう二度と行きません(怒)
紅葉狩りをのんびり楽しむはずが、なんか修行のような登山になってしまい
靴ドロドロ、レインコ-トもびしょびしょ(前夜雨だったのと藪こぎした為)、テントフライシートもびしょびしょ・・・結果洗濯たくさん。
今年の山行は全くついていません。

トラブル有りでしたが、帰宅は予定通りのバス、電車に乗り帰宅出来ました

一言:疲れました・・・

下山してから平日3本のみのバスに乗り養鱒公園駅までバス、歩くと6キロ