このところ週末毎に悪天続きですが、連休最終日は曇り/晴れの予報。秋晴れの空を期待して夜の東名を一路西丹沢へ。
西丹沢自然教室の駐車場でテントを張り、朝、空を見上げると…曇り?!あれ、期待した青空はどこへ…??ま、雨じゃないだけいっか…と気を取り直して準備に取り掛かります。
入渓してゴーロを少し歩くと大滝が出現。見応えのある大滝です。ここを登る強者もいるそうですが…(^^;)沢登り2回目のMさんもいるので、慎重にロープで確保して、定石通り左から巻きます。
大滝の上は深い釜をたたえるナメ滝の連続。西丹沢の沢は釜が美しいですが、深い釜の美しさはまた格別です。夏なら間違いなくダイブしているところですが、既に10月、ここはおとなしく釜の縁をたどりながら、ナメ滝と碧の釜を越えていきます。
釣り人に遭遇、「これから釣り上がるのでよろしくお願いします。」。よろしくと言われてもなぁ…遠慮がちに岸を歩きます。しかし…ものの10分もするとそんなことはすっかり忘れてまた水と戯れてしまい…釣りのおじさんごめんなさい!(>_<)
少し登ると20cmオーバー(!?)のヤマメ発見!モロクボ沢にもこんな大きなヤマメいるんですねぇー♪おじさんはあのヤマメを釣り上げることはできたのだろうか…。
その先も、大きな釜はなくても美しいナメやくの字滝が迎えてくれます。
高度が上がるにつれてガスってきました。ガスの中の詰めもちょっと幻想的で意外と好きだったりします。
畦ヶ丸山頂と避難小屋の間の登山道に出て遡行終了。畦ヶ丸の山頂でポーズ♪
下山は善六ノタワから登山道と別れ、1119mピークを経由して読図のトレーニング。鹿柵に行く手を阻まれまずが、柵脇を何とか進み下山します。
読図は完璧だったのですが、河原への最後の下りが思いがけず急斜面で、懸垂下降、渡渉でようやく林道へ降り立ちました。
モロクボ沢の釜は深くそして碧く…また夏にあの釜に思い切りダイブしに行きたい沢ですね♪
最後の渡渉の水の冷たさに沢シーズンも終わりが近いことを感じさせられ、ちょっぴり物寂しい帰り道でした。
用木沢出合駐車場(607m)7:05-入渓8:00-大滝8:10-石積み堰堤8:50-水晶沢分岐9:20-くの字滝10:05-登山道11:40-畦ヶ丸山頂11:45-下山12:05-善六ノタワ12:40-1119mピーク13:00-ショチクボ沢ノ頭13:25-林道15:15-駐車場15:30(水平歩行距離12.7km)
KZ