黒部上の廊下へ行ってきました。
メンバーはFさん、Sさん、Furさん、Tさん、Mの5人です。
直前まで台風の影響で別の沢へ計画変更することも考えていましたが、天気が奇跡的に好転し、行ってみようということで決行\(^_^)/
【9日】
7:30 扇沢⇒7:50 黒部ダム⇒11:00 平ノ渡場⇒12:00 船で針ノ木谷側へ⇒14:30 奥黒部ヒュッテ(入渓)⇒16:30 幕営地
扇沢始発の電気バスで黒部ダムまで行く。平の渡場まで登山道を歩く。アップダウンがそれなりにあって長い。
平の渡場 12時発の船で、針ノ木谷側にわたる。このころ少し雨が降ってきましたが、すぐやみました。
針ノ木谷から奥黒部ヒュッテまでまた2時間歩く。また長いな・・・
14時半、奥黒部ヒュッテ着。沢装備に変身し、計画書を出し、いざ入渓!
うわわ・・・透明度300%のエメラルドグリーン!うっとり♡
だが、流れは噂通り強くて早く、所々深い。いきなり渡渉の連続なので、先月の一之瀬川本流で練習したスクラム渡渉が大活躍!
男性陣より背の低い私は、水面にザックがすぐついて浮力で足が浮きやすくなったり、水位が腰高さになる場面が多く、スクラム渡渉にはだいぶお世話になりましたm(__)m
17時頃、下の黒ビンガから約400m手前に砂地のいい感じの幕営地があったため、本日はここで終了。
目の前の釜でイワナが泳いでいるのがいっぱい見える。しかもみんな大きい。こんな透明度じゃ魚からも我々は速攻でバレているんだろう。。。
本日はFuruさんお手製の豚汁とおかず色々。すべてが美味!ありがとうございました<(_ _)>
さらさら砂地で、寝心地最高でした。
【10日】
6:30発⇒7:30 口元のタル出合⇒9:30 廊下沢⇒11:00 上の黒ビンガ⇒12:00 金作谷⇒16:00 立石奇岩⇒17:00 幕営地
今日は核心の一つである口元のタルゴルジュに朝一から突っ込みます。さすがに朝の水は冷たい。
口元のタルゴルジュに到着。
対岸に泳いでとりつき、トラバース、数mの懸垂とのことだったが、水量が多いと対岸への泳ぎが難しいとのこと。この日は水量が少なかったようで、まずFさんが渡渉して左岸の岩へ上がり、難なくクリア。その後のトラバースはSさんにスマートなクライミングでリードしていただく。1つ目の難所を抜けました😌
金作谷超えたあたりも、手ごわい箇所あり。ここもリーダーFさんのブルドーザーばりの推進力が発揮される👏
立石奇岩に到着!
ここまでくれば、一安心。
少し高くなっている河原で、ビバーク。
心身共に余裕があれば赤木沢も継続する予定だったが、上の廊下でおなかいっぱいのため、明日下山することにする。本日はTさんのカレー🍛米大臣に任命されましたが、焦がしました。焚火の炊飯、もっと練習します涙
昨日は快適に寝られたが、夜中は寒くてあまり寝られなかった。(靴下を忘れたのもある)
【11日】
6:00発⇒7:00 B沢⇒9:00 薬師沢小屋⇒11:00 太郎平小屋⇒14:30 折立⇒15:15 折立(タクシー)⇒16:30 富山駅 18:41⇒22:21 信濃大町
最終日。
この綺麗な沢とお別れするの惜しいし、赤木沢も行ってみたかったな~と思いつつ、今日下山できるのを少しうれしく思っている自分もいる(笑) まだ3日目だが、それだけ充実していたということで👌
2時間後、薬師沢小屋に到着。お盆前なので人が多かった。
沢装備を解除して、小屋前で大休止。
ここから一般登山道を折立まで向かう。
濡れたザックとウエットを担ぎ重量マシマシのため、太郎平まで登りがだいぶキツイけど、北アが360℃きれいに見えていて励まされる。
沢登りもできて、北アの景色を堪能できるなんてなんて贅沢なルートなんだろな~🥰
太郎平まで来た段階で、アルペンルートの最終に間に合わせるのが難しそうなため、予定変更。
電車で富山から信濃大町までまわり、扇沢で車を回収
23:00、信濃大町から車で神奈川へ。
それぞれの家に着いたのは、12日の明け方になりました。
こんな貴重な機会を与えてもらい、自分には晴れ女以外に何の強みもありませんでしたが(笑)、4名の先輩方のおかげでめちゃくちゃ楽しい山行でした。ありがとうございました!
M