西丹沢にあるマスキ嵐沢に行ってきました。
メンバーはFuさんTuッシーさんMiさんMoッチーさんと私ツバキの5人になります。
私が会に入会して初めての山行と言う事で数日前からワクワクしていたのですが、当日の天気予報は雨で、車で向かう間も雨足が強くなってきて、Fuさんは今日は中止だねと言い始めまして、私も中止で仕方ないと思いました。そこで、途中の道の駅山北でメンバーで中止にするかの協議をしたところ、若い3人はまさかの決行するとの判断で、渋るFuさんを何とか説得して、行く事になりました。登り口に着いて用意をしていると、何とFuさんが登山靴を忘れたとの事で、冬の沢にサンダルで行くことになりました。
20分程歩くと入渓ポイントに着きまして、ここから遡行が始まります。
冬靴でガシガシと先頭を行くTuッシーさん
それに続く各メンバー、Moッチーさんの右手には倒木が握られております。私の見解では、20代の山好きは倒木を手に持って登るのが好きだと思います。
一つ目の滝で夏ならば滝の真ん中を行けば簡単に登れる所ですが、冬で濡れたくないと言う事で、ロープを出す事になり、私以外のメンバーでジャンケンをして負けた人がリードする事になり、負けたMiさんがハーネスにロープを着ける用意をしていると、滝を見て体が疼いたFuさんがサンダルで登り始めてしまいました。ところが、サンダルと言う事で途中で動けなくなり、固まってしまいました。
この為に持ってきたとばかりに倒木で落ち葉をどかして、救出するMoッチーさん!
ロープで確保しながら登る私は嬉しくて、笑顔が止まりません(冬でも暑くて汗だくでタオルをぶら下げてます)!
最後の詰め上がりで、本来は左側の沢を上がる所ですが、崩落が激しくて右の白く脆いザレを行こうと判断をするTuッシーさん!
ここは非常に脆くて、先頭を行くTuッシーさんに続く私も何度も落(ラクー)の絶叫で、詰めあがるのにかなり苦労をしました。正解はもっと右側から行くようです。
最後は苦労しましたが、何とか乗り上げて山頂
下山はのんびり楽しく、動物のフンを研究しているお二人
下山後は近くの大滝キャンプ場で、新年会をしました。ほうとう、甘酒、手羽餃子、明太チーズ餅を美味しく頂きました。
私にとって会に入会して初めての山行でしたが、心配した天気も奇跡的に良くなり、本当に楽しい思い出に残る山行になりました。また早く沢に行きたいです!