2022/5/7-8 立山黒部スキー

立山~黒部にスキーに行きました。メンバーはKさん、Iさん、シンのSKIチームです。

立山から黒部湖にスキーで滑り降りるプランは先シーズン計画したのですが、悪天予報のため断念。1年越しでの実現となりました。前夜に横浜を出て、扇沢で仮眠し、始発の電気バスで室堂へ。黒部ダムでは、ケーブルカーに向かいながら黒部湖まで滑降できそうな斜面を観察。

室堂で登山届を提出すると、指導員の方が雪の状況をアドバイスして下さいました。一ノ越から黒部湖へのルートは、以前Kさんが行ったことがある御山谷を黒部湖まで下りるか、東一ノ越からタンボ平経由のどちらかを考えていましたが、雪解けが急速に進んでいて、東一ノ越の方が良さそうとのことでした。

外へ出ると天気は快晴!まずは雷鳥沢キャンプ場を目指します。途中、茶色に衣替えが始まった雷鳥にも会いました。

雷鳥沢キャンプ場はこれまでのGWでたくさん整地された跡がきれいに残っていて、ありがたく管理小屋に近い整地跡を使わせてもらいました。

テントを張り終えて、1日目は雷鳥沢を登って剣御前を目指します。

稜線手前の急斜面はシール登行を断念してスキーを担ぎ、剣御前に到着。

Kさんからの「折角来たので剱沢も少し滑りましょう」と提案で、向こう側の剱沢にドロップイン。気温が高いのでストップスノーでしたが、剱に向かっての滑走は最高でした!

誘惑に駆られて降りすぎるとその分だけ後の登り返しが大変になるので、剱沢小屋が見えてきた辺りで引き返しました。剣御前から夏道を少し下って雪面に出たところから、今度は雷鳥沢を滑降!

適度な斜度があり、雪質も剱沢より良くて、こちらも気持ちよく滑れました。

眼下の雷鳥沢キャンプ場に向かってぐんぐん滑り、滑り始めて20分ほどでテントまで戻りました。スキーの機動力は素晴らしいですね。

戻ってきたところでまだ14時過ぎ、コーヒーを飲みながらあちこちの斜面を滑走する人たちを眺めたり、Iさんは雷鳥沢ヒュッテの温泉に入りに行ったり(私はテントで昼寝)してのんびり過ごし、夕食はもつ煮込みうどんを食べて19時台には就寝。前線が通過するため夕方から雨や雪が降り出しました。

翌朝はすっかり良い天気でしたが、テントのレインフライには昨夜の雨が張り付いて凍っていました。雪もばりばりに凍っているので、日射で緩むのを待つため、朝食のラーメンの後でコーヒーを飲んだりしてゆっくり準備し、8時に出発。

最後は登山道が露出していたのでスキーを担いで、1時間半で一ノ越に到着。アドバイスに従って、東一ノ越経由のルートにしました。御山谷を少し滑ったら左斜面をトラバースして登山道に入るのですが、一ノ越から確認したはずの入り口を見失って、違うところでスキーを外した私は一旦アイゼンの出番になりました。もう少し先で登山道を見つけてからは、スキーを背負ってほぼ水平な登山道を東一ノ越へトラバース。

担いだスキーの重さに文句を垂れつつ東一ノ越に着くと、下に黒部湖が見えてきました。出だしはそこそこ急で、荷物は重いし、滑った背後では湿雪が流れ落ちる音がしていて、とりあえず無難に大きく左にトラバースして滑降。後は思い思いに緩やかなタンボ平を滑っていくと、頭上をロープウェイが過ぎていきました。

ルート集ではケーブルカーの黒部平駅に登り上げて終了としてますが、私達は黒部湖まで滑降するため樹林帯へ。

時々地形図を確認しつつ、トレースにも助けられて、無事に黒部湖畔の登山道に出ました。最後は小枝や落ち葉混じりの、いかにも春山スキーという感じでした。

ダムの堰堤に戻って確認すると、1日目に確認した逆三角形の斜面を下りてきていて、もう少しダム寄りだと吊り橋付近の断崖に出てしまうので、ちょうど良い所を下りてきていました。Kさん、下調べとナビゲーションありがとうございました。あらためて見ると、堰堤上から東一ノ越も見えていました。

観光客でにぎわう黒部ダムから電気バスで扇沢に戻りました。

以前から行ってみたかった、立山~黒部のスキーツアーに行けて、天気も夜のうちに前線が通過して2日とも晴天に恵まれる幸運な2日間でした。私は立山に始まって立山に終わり、今シーズンは滑り納めです。Kさん、Iさん、ありがとうございました。来シーズンはBCの会メンバーを増やしたいですね!

<行程>

1日目 室堂(9:00)-雷鳥沢キャンプ場(9:30/10:00)ー剣御前(12:30)ー剱沢ー剣御前(13:45)ー雷鳥沢キャンプ場(14:15)

2日目 雷鳥沢キャンプ場(8:00)ー一ノ越(9:30/10:00)ー東一ノ越(11:30/12:00)ー黒部ダム(13:15)

シン