お久しぶりの投稿です!
ニョロニョロが目を覚ます前に東丹沢の鳥谷待沢(とやまちざわ)にて2021年沢初めです。
メンバーはツッシーさんと私Fです!
谷太郎林道を歩いて権現橋より右岸の踏み跡をしばらく歩く。下の写真は権現橋の踏み跡に入るところ手前のスペース。
踏み跡を歩き始めて早々、踏み跡左脇に遺棄されたゴミは今回の山行が波乱のものとなることを予感(結果的に全く波乱はなかったです。ゴミ捨てるなー💢)。
踏み跡を辿って堰堤を越えると広い河原エリアに到着。ここで入渓準備をしても良いかもですね。この広場の先から入渓。
1時間ほど歩くと登るのが楽しい小滝がでてくる。人によってはここまで「冗長」と評価しているが、沢初めなのでここまでも何気に楽しい🙆♀️濡れるつもりはなかったのにすでにパンツまで水没。
緑色の綺麗な石がたくさん落ちてます✨
12メートル滝に到着!ツッシーさんには「取り付いてみても良いですか?」と聞きましたが、実は今回この滝を登る気満々できました👍
下部は滑りますが、タワシとハーケンを駆使して登り切った!
落ち口の木でセルフを取り、「ビレイ解除」のコール。ツッシーさんが何か伝えたい模様も滝の音で声がよく届かない。トランシーバーを忘れたことを後悔。幾度かのやりとりを経てやっと意思疎通が完了。
「トイレしてから登りますっ!」
「了解っ!」
12m滝を登り切った先はなかなかの美渓💙
こんなにアクセスの良い場所でこんなに素敵な渓相とは。夏季に大量のニョロニョロが出ることが懸念点だが、かなり良い沢ですよここ。
その先は素敵なゴルジュ帯が続く。
ゴルジュ帯に出現する滝はツッパリ祭りで通過。
ゴルジュ出口の滝。ツッパリ後に滝のヌメヌメ左壁を登って突破!
二俣は左俣の石に赤いペンキマークもあるし、わかりやすいでしょう。
やがて沢は枯れるが詰めに向かって顕著なV字谷が延々続く。またしてもツッパリ祭り!
ブイブイ言わせる
詰めの終盤。ここまで何度も「左の宝尾根に上がるか?」と思ったが、ガレてて角度も急なので踏ん切りつかず。まあ、結果的には比較的危険度の少ない部分で宝尾根に乗り上げた。
宝尾根下降。下山後にツッシーさんのGPSを確認したところ宝尾根から結構早めに外れていた模様。下の写真の広い尾根の先は結構急な下りとなる。ここで見誤ったか???しかし、その急な下りの途中付近からは水源管理者用の丸太で作った作業道のようなものがあり、それを追って下って行ったので、それでも良いのかも。
作業道を追っていくと再び鳥屋待沢に合流し、沢を下る。
ツッシーさん、ランジにてガマホールドをゲット!
無事に谷太郎林道まで下降して遡行終了!
沢初めに大満足の1本でした!
ちなみに私は「沢登りは家にあるいらない服を使う」というスタンスですが、これまで来ていた高校時代のジャージが切れたので、今回はいらなくなったスーツのズボン。「えっ?これって沢登りのためにあるんじゃないの?」と思うほど。ジャージからスーツに成長を感じた沢でした。
おつかれっした!
<コースタイム>
道の駅清川7:20 →権現橋より入渓7:50→宝尾根詰め上げ10:40→沢合流11:40→道の駅清川12:45
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