アルパインクラブ横浜は神奈川県横浜市を拠点に活動している社会人山岳会です。
会員数36名 会員構成 男性23名女性13名 30~50代を中心に構成しています。(2024.6月現在)
アルパインクラブ横浜
(ACY:Alpine Club Yokohama)
<理念・会風>
- 山を愛し、山への憧れを大切にし、高みを目指すとともに、自然の偉大を知り、命の尊さを感じ、謙虚な姿勢で山に取り組む。
- 日常の準備や訓練等の過程を大切にし、基礎の積み重ねを糧に一歩一歩主体的に登山技術の向上を目指す。
- 仲間と思いを重ね、助け合い、困難な目標にともに向かう難しさと素晴らしさを知り、登山技量のみならず人間としてお互い豊かに向上しあえるよう努力する。
- 登山を実践できる環境に感謝し、登山活動に対する理解を広め、登山を実践・普及させるさらなる環境づくりに励む。
アルパインクラブ横浜は、以上のような活動の精神のもと、安全に山を楽しむ仲間の集まりです。
「山岳会」…いまどき、SNSで誘い合って気楽に入山する登山も一般的になってきました。アルパインクラブ横浜はそのような集まりとは一線を画します。現在の当会はそれほど先鋭的でハイリスクな山をやる人はいません。それでも、ロープを使った登山、クライミングや雪山は常に危険と隣り合わせです。ネットで知り合ってはじめてあった人同士でも気が合えば楽しい登山はできると思います。しかし、それは何事なく快適なコンディションだった場合です。自分の限界を超えるようなチャレンジや冒険は難しいでしょう。厳しい状況下で発揮されるのは日々の訓練やメンバーシップです。バリエーションルートやクライミング、冬山などの冒険的要素の強い、ワクワクするような登山は、この心強い仲間がいて、はじめて、楽しみながら取り組むことができると考えます。
バリエーションルート、岩壁、沢などから登頂する山登りの楽しさは、整備された登山道を歩くそれとは比べようもありません。さまざまな先輩会員と山に入れば、自分の世界はどんどん広がります。山での技術や注意点はもとより、意外と近くにある素晴らしい景色を発見したり、本に載っていないような豆知識を学んだり、…一人では5年かかっても行けなかったようなところに1年で行けるようになったりするかもしれません(本人のやる気次第ですけど…)。
<山行ジャンル>
- フリークライミング・・・首都圏近郊の各岩場、小川山、瑞牆など
- バリエーションルート、山岳登攀・・・屏風岩、滝谷、北鎌尾根、北岳バットレス、前穂北尾根、チンネ左稜線、八ツ峰、源治郎尾根、涸沢岳西尾根、槍ヶ岳中崎尾根、白馬主稜、一ノ倉沢、谷川東尾根、赤岳(主稜、東稜)、阿弥陀岳(北稜、南稜)など
- 沢登り・・・丹沢や奥多摩、奥秩父、東北などの様々な沢
その他にも山スキー、縦走、トレランなど、四季を通じてオールラウンドに活動しています。クライミングのトレーニングは三つ峠や越沢バットレス等、体力作りのために丹沢にも頻繁に入っています。
<会員構成>
会員の9割以上が30代~50代です。会員の居住地は横浜市の他、県内他市、東京都在住など様々です。
<山行形態や頻度>
年間の集計では、山行計画件数がおよそ250件、延べ入山日数がおよそ840日と、様々なジャンルで活発に活動しています。下記の会山行以外は会が主導して山行計画を立てることはありません。基本的には例会やメーリングリストで声を掛け合って計画を立てています。
- 曜日など・・・土日祝日の山行が多いですが、平日に動ける会員もいます。人気のバリエーションルートを狙うときなどは敢えて平日に計画することもあります。連休などは一泊二日、二泊三日(基本テント泊です)、お盆や年末年始は四泊以上の計画がでることもあります。
- 集合場所や移動手段・・・会員の車に乗り合わせていくことが多いです。よくある前夜発の計画の場合、金曜日の仕事が終わってから参加メンバーの集まりやすいところに集合(20~22時頃などに集合)して出掛けます。アプローチと下山の場所が違えば公共交通機関を使うこともありますし、車二台で行くこともあります。出張先から現地に直行するなんてケースも(笑)。さまざまです。
<会山行>
登攀講習、遭難対策訓練、雪上歩行訓練、深雪訓練、読図訓練など年6回程度行っています。山での技術やメンバーシップを育むための大切な会山行なので、基本的には会山行実施日に他の山行計画を立てることはできません。
<例会>
基本2回/月 第一水曜日と第三火曜日の20:00~開催しています。
場所は東神奈川の県連事務所で、山行の報告や、計画、その他勉強会などを実施します。時々ですが山の打ち合わせも兼ねて例会後に飲みに行ったりもします。
県連事務所は、横浜市神奈川区神奈川2-14-16 トーリクビル3F、東神奈川駅から徒歩約10分です。
<会費等>
- 会費 8,400円/年 (途中入会は月割り。県連費を含む)
- 労山基金 1口 1,000円/年
日本勤労者山岳連盟(労山)会員が加入できる遭難対策のための非営利互助制度です。原則、1口以上加入していただいてます。ロープを使う山行や冬山をやる方には10口、縦走のみの方には5口程度をおすすめしています。年度途中で増やすことも可能です。
問い合わせアドレス toiawase@acy.jpn.org (迷惑メール対策のため「@」が全角になっています。半角に直して送信してください)