今日は全国的に広い範囲で大雨予報ということで、大台ケ原のサマーコレクションの代替で、Fさん、もちさん、Oで伊勢沢に沢登りに行ってきました。
登山口に向かう道中でも結構な雨で、「雨で山もクライミングも行けないなら、沢にすれば良いよね!」というFさんの案は果たして正解なのか。。誰かが「今日はジムにしませんか?」と言わないかなー、と各自頭をよぎりながら準備を進めます。
雨の中、歩きはじめてしまいました。伊勢沢の大滝は丹沢三大大滝にも劣らぬスケールと美しさとのこと、どんな天気であれまずは大滝を見にいくしかない!
入渓点には「イセ沢」と書かれている、との記録でしたが見つけられませんでした。岩が流されたのかな?

スタートしてからは程よい滝が連続します。雨の影響で流れる水の勢いが迫力あります。
岩も結構滑りやすく、巻き道もぐずぐずで、景色を楽しみながら慎重に進みました。雨強いよー



岩のトラバースも怖い。でも滝は美しいし、やっぱり沢って楽しいなー
そしていくつかの滝を通った後、見えてきました50m大滝。
いやー、こんなきれいな一本の線を描く長い滝、美しいです。とても寒いけど来て良かったー
とっても寒いけど。

大滝を横目で見ながら、左側の岩に取りつき2ピッチで上に抜けます。Fさんリード&ルーファイありがとうございます!

雨の影響もあって岩が崩れやすく、手を引き気味で持つと結構な割合で岩が抜けたり動いたりします。落石に注意しながら左側に抜けた後、水流に戻りました。このころが一番雨が強く濁流、川が茶色くしぶきを立てています。

大滝を超えてからも、もっと暑かったらどんどん飛び込んでいきたい、気持ちの良い滝がいっぱい続きます。今日は寒いから、ちょっと入ったり巻いたり。辛い食べ物を想像して頭の中で暖を取りました。

そんなこんなで歩きやすい登山口に抜けて、神ノ川まで戻ってきました。
神ノ川に近づくにつれて、だんだんと足元に動くものが!やっぱりヒルはいました、結構いっぱい!
靴を脱いでも足元にいっぱい、ぎゃあぎゃあ言いながらの着替えになりましたが、奇跡的に一人も流血の人はいませんでした。Fさんは奥さまの黒いシースルーストッキングでヒル対策していました。
「雨で山もクライミングも行けないなら、沢にすれば良いよね!」→の正解は、気温と雨量によるんだろうな、と思いました。そしてわたし的には今回は◎でした!
道中長く、登りがい歩きがいのあるルートで、雨の日でも山行中止にならずに存分に遊べて、充実、放電、充電できました。もっと暑い日にまた行ってみたいです。

帰りはもちさんおすすめのパンチョに行きました。旨辛美味しく体もあたたまりました。
Fさん、もちさん、ありがとうございました!