2024/3/17 巻機山BCスキー

2024/3/17 巻機山BCスキー

山スキーのメッカ(by山スキールート212)の巻機山にBCスキーに行ってきました。

今シーズンBCデビューしたもちさんとシンの2人で、前夜に清水の駐車スペースまで行って仮眠。塩沢石打ICを下りると全然雪がなく、これは桜坂駐車場(例年は4月以降に除雪されるようです)まで車で入れたりするかも⁉と期待しましたが、さすがにそんなことはなく、路肩には50cmくらいの雪がありました。

この日は気温高めかつ午後から下り坂の予報で、早めに登ろうと5時に出発。トレースは明瞭だったので、もっと早く出ても良かったかもしれません。シールをつけて進むこと約30分で桜坂駐車場に着いた頃には明るくなってました。橋を渡って、井戸尾根に取り付きます。そこそこの急斜面で、シールでは登り切れず、板を背負ってブナ林の中を登りました。

五合目まで登ると、巻機山が望めます(遠い…)。思ったより早く雲が出てきて、どんどん青空が少なくなっていきます。

ニセ巻機山への急斜面は、私はクトー(スキーアイゼン)をつけ、もちさんは再び担ぎで登りました。雪が硬めでシールが効きにくいコンディションです。

9時過ぎにニセ巻機山に到着。ここから鞍部まではシールを着けたまま滑り降り、本当の山頂に向けてシール登行で最後の登り。どんどん空が暗くなる…

10時に山頂に到着。少し休憩してから、いよいよお楽しみの滑降!

と言いたいところですが、シュカブラが固まって波状になっていてとても滑りにくい…。予想では昇温と日射で緩むかと思っていたのですが、日が差さなかったので硬いままでした。

雄大な景色の中を滑っている感じはあります。沢登りが綺麗で楽しかった米子沢を滑るルートもありますが、今回は井戸尾根の往復にしました。

ニセ巻機山からブナ林の疎林辺りまでは、気持ちよく滑れるところもありました。

五合目より下は雪は緩んできますが、とても重い雪で板を回すのが大変。

最後は細かいブッシュの急斜面を縫って下りるのに苦労しつつ、井戸尾根を滑り切りました。

桜坂から清水は、スキーだとあっという間で、なんとか天気がもっているうちに12時前に清水に戻れました。

深雪訓練では山頂から天神尾根へ滑るつもりがイグルーの屋根の建材(笑泣)になってしまったスキーでしたが、今回は行程も長く、たっぷりBCをやった感じがしました。巻機山は雪質が良ければ最高だろうなと思ったので、また来たいですね。

<行程>

清水(5:00)ー巻機山頂(10:00/10:15)ー清水(12:00)

シン