2025/1/12-13 平標山・巻機山BCスキー

2025/1/12-13 平標山・巻機山BCスキー

平標山(ユウガイヒト沢)と巻機山(井戸尾根)にBCスキーに行きました。

今シーズンはスキーの当たり年⁉ということで、今度は湯沢方面に出かけました。メンバーは年末の栂池と同じく、Nさん、会外のIさんとTさんに、私シンの4人です。

7時前にTさんと平標山登山口で合流すると、すでに駐車スペースはほとんど埋まっていました。今回はユウガイヒト沢を滑る予定なので、下りる先の田尻スキー場の駐車場に車を1台デポしてから8時前に出発。

樹林帯の間は穏やかでしたが、稜線に上がると強風で、山頂はほとんど滞在せずに、シールをつけたまま反対側の尾根へ下降しました。

ちょっと急なピークは避けて右手をトラバースして巻きました。写真からは伝わらないかもしれませんが、この辺りも爆風で、時々雪煙で視界が霞むほどでした。ここからは登りはないかなというところでシールを外して、尾根を滑降していきます。

TさんとIさんの的確なナビゲーションのおかげでユウガイヒト沢の入り口に着く頃には、風が当たらなくなり穏やかになりました。雪崩のリスクを避けて、もう少し尾根を進もうかと話していたのですが、この先の尾根は樹木が濃く、ユウガイヒト沢も想像より藪っぽくて雪崩の恐れは低そうなので、ユウガイヒト沢を源頭から滑降することにしました。トラバース中に追い越していった先行パーティもユウガイヒト沢を下りていったようです。

ユウガイヒト沢へドロップイン

藪の薄い所を縫いながらではありますが、雪の量と質は申し分なく、距離も長くて楽しめました。

下の方は傾斜が落ちてきて、森の中のトレースを進みますが、登りはほとんどありませんでした。

車道に出て、少し板を担いで進めば田代スキー場に到着。

登山口の車を回収してきてもらって、温泉を満喫して、Iさんに予約してもらった湯沢の民泊で快適に泊まって1日目は終了。

2日目は巻機山へ。平標山は大盛況だったので、巻機山の駐車スペースを心配していたのですが、意外と数台しか止まっていなくて拍子抜けしました。この日は天候が崩れる予報だったからでしょうか。駐車スペースの上からシールを着けて登っていきますが、去年の3月より明らかに積雪がたっぷりあります。

朝から雪の予報でしたが曇り空で、山頂は見えていないものの、ニセ巻機山辺りまで上がろうかと話していましたが、井戸尾根を登っているうちに雪が降ってきて、上の方はどんどんガスがかかってきたので五合目辺りから滑ることにしました。

前日にたくさん人が滑った跡が残っているかと思っていたのですが、それほどでもなく、登っている間にも降ってきたのもあり、ほとんどノートレースでブナ林のツリーランを楽しめました。

上の方は結構急な斜面です
Tさんに撮ってもらった私。胸まで舞い上がるパウダー!

傾斜が緩くなってきたなと思ったら、あっという間に尾根取り付きの広場に戻ってきました。1時間の登りがものの10分ほどで(笑)。

再びシールをつけて登り返すと、途中で数人が上から滑ってきて、この日出会った唯一のパーティでした。五合目から今度は南寄りの斜面へ2本目。

去年の3月に来た時には、重くて少ない雪と密集した藪に苦労しながら下りてきた井戸尾根でしたが、今回は巻機の本領発揮という感じで楽しめました。

3本目という選択肢もありましたが、気温が高めなのか寒さを感じない一方で、降り続く雪でウェアが濡れてきて、ガスもさらに下りてきたので2本で切り上げて清水の駐車スペースまで滑り降りました。

身体が冷えてからの至福の温泉の後、六日町で本気丼(本気と書いてマジ丼。味も量も申し分なし)の昼食をいただいて帰りました。

年末に続いて、今回もパウダーを満喫できました。

Nさん、Iさん、Tさん、ありがとうございました。またご一緒しましょう!

【行程(1日目)】平標山登山口(8:00)-平標山(10:50)-ユウガイヒト沢(12:00)-二居(13:00)

【行程(2日目)】清水(6:45)-五合目(8:40/9:00)-尾根取り付き(9:20/9:30)-五合目(10:40/10:50)-清水(11:30)

シン