2024/10/6 西丹沢 湯ノ沢・四ノ沢(ヒル敗退)→ 藤嵐沢 

2024/10/6 西丹沢 湯ノ沢・四ノ沢(ヒル敗退)→ 藤嵐沢 

今日は無理だ。引き返そう

湯ノ沢・四ノ沢の入渓地点付近早々にヒルの襲撃にあい、
完全に戦意喪失したFリーダーが下した判断は撤退だった。

ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!
第一堰堤(ほぼ入渓地点)で終了

湯の沢は11も支沢があって冒険的な沢だね!がんばろう!!と言っていた
30分前のFリーダーの笑顔は見る影もない。

濡れ落ち葉エリアはどこを踏んでも、これから踏もうとする先も
大小様々のサイズのヒルがにょろにょろ踊っていた。

15分程度歩いただけで各自10匹以上のヒルが靴についてしまった。気付いたら手袋の中にも。。
もう心が休まる安全地帯は、沢中央の石のみか水流のあるところしかない。

少し虚ろな表情のFリーダー、
岩の上にはつぶしたヒルと血(Fリーダーより)、
そして、丸腰の私たち。
これほどまでにヒルのいる認識がなく、対策グッズを持ってこなかったことが悔やまれる

巻き道は難しそう、となり冒頭の判断に至る

まさかのヒル敗退から、気を取り直して悪天候用に検討していた藤嵐沢に行先を変更
メンバーはFリーダー、Sさん、Nさん、Iの4名

藤嵐沢は水量の少ない沢で、最初からツメの沢の雰囲気
春や秋に行く沢にちょうど良い。
登れる小滝があるので楽しい。

藤嵐沢は昔はヒルはいなかったそうだが、ふつうにいる。
時々ヒルにエンカウントしたため、倒しながら進んだ。

Fリーダーの動きは一日中精彩を欠いていた。
血以外にも生気も集中力も吸い取られてしまったようだ。

薄茶色の細長いものも、服の中の違和感も全てに疑心暗鬼になりながら
山行の半分くらいヒルのことを考えていた。

みなさまもお気をつけて。

クマとヒルならどちらがマシ?
>Fリーダー:クマ

もしもう一度、湯ノ沢に行くなら?
>Fリーダー:エタノールを20リットルくらいかついで、進路のヒルを殲滅しながら進む
汚物は消毒だ〜!! かな?