2024.6.29 稲子岳南壁左カンテ

2024.6.29 稲子岳南壁左カンテ

Kamさん、Furさん、Kobさん、Kurさん、Naiで稲子岳南壁左カンテに行ってきました。

関東も梅雨入りし微妙な天気でしたが、山行当日の朝に若干小雨が降る程度で、天気は回復するだろうと予想し、計画通り前夜発で出発し道の駅にて車中泊。
遅めの6時起床。稲子湯から少し先に進んだみどり池登山道ゲート前の駐車場に到着。小雨が降るも、1時間程度で天気が回復すると予想。「しらびそ小屋まで行って少し休憩する?」「車で休憩してから出発しようか?」「まず稲子湯で温泉に浸かろうか?」など、自由闊達な意見が出る中、出発することに意見が纏まりました。

↑ 駐車場を出発

登山道は小さな沢状態になっていたので、林道をぼちぼち進み、しらびそ小屋に到着。ガスが消えないのでケーキセットで1時間ほどコーヒーブレイク。

↑ 霧のみどり池をながめながらコーヒーブレイク
↑ みどり池に咲く花(何?)

休憩後取り付き目指して進むと1時間程度で南壁が見えてきました。岩は乾いている様で、先行パーティーも1組登り始める所でした。

↑ 南壁が姿を現しました。先行パーティーが見えます。

「もう少し上じゃないかな…」と左カンテの取付きを探しながら更に進むこと5分程度で取付きに到着。別パーティーに先行してもらい、我々は準備&エネルギー補給してから出発します。Kamさん、Furさん、Naiの魁男塾班と、Kobさん、Kurさんの女塾班でパーティーを組み、男塾が先行します。

先行パーティーの2人目が2P目を登り始めた所で、
1P目、塾長Kamさんリード。10m位の所にボルトがありますが、そこは通過しその上のボルトで1P目を切ります。※後続に名古屋から来た山岳会の方も来ていて、クライミング後はミドリ池でテン泊宴会とのこと。Otuさんのお知り合いだそうです!!

↑ 塾長Kamさんリード

2P目、Naiリード。浮き石やザレてる箇所が所々あるので、歩行やロープワークを慎重に進みます。

↑ 2P目、リードするKobさん

3P目、Furさんリード。左カンテの核心となるピッチをチムニーからグイグイ登っていきます。

↑ 3P目、Furさんがチムニーをリード

4P目、Kamさんリード。先行パーティーが5P目を登攀中の為、ちょい手前で一旦切ります。

↑ 4P目、フォローのKurさん

5P目、Naiリード、15m程のフェースを登ると先行パーティーは登攀を終了し装備を回収している所でした。最後に短いクライミングがあると事前にネットで読んでいたので、そのまま終了点まで5mのクライミングです。男塾班の登攀終了すると、女塾班も続いて登ってきます。
※女塾班は、1・3・5P目Kurさん、2・4P目Kobさん、頑張りました!

↑5P目、ラストをリードするKurさん
↑ 終了点でパシャッ!

装備回収後は、踏み跡やテープがままあるので、見極めながら稲子岳へ。山頂は樹林帯に覆われ展望はありませんが、「稲子岳」マークが付いた枝で確認できます。

↑ ニュウから北八ヶ岳方面の眺め。中央は白駒池。

ささっと稲子岳山頂を通過しニュウからのシャクナゲ尾根下山は中々骨が折れました…が、ヘッデン使う前に無事駐車場に帰ってきました!!
今回、岩場の水濡れを心配してましたが、何とか天気も回復し、フリクションも確り効くほど乾いて、快適なクライミングを楽しめました!
Kamさん、Furさん、Kobさん、Kurさん、有難うございました、そして下山お疲れさまでした。
【タイム】
駐車場(7:50)-(9:15)しらびそ小屋(10:15)-(11:20)左カンテ取付(11:50)-(14:30)終了点(15:00)-(15:50)ニュウ(16:00)-(18:20)駐車場