2024/5/11 相馬岳北稜

2024/5/11 相馬岳北稜

Fuさん、Naさん、Kaさん、Koの4名で妙義の相馬岳北稜に行ってきました。

相馬岳北稜は12の小ピークを越えながら進み、妙義山のバリエーションルートの中でもタフなル-トで、岩稜歩きや細尾根、ルーファイ、懸垂下降、基本的なクライミング能力、長時間の歩きなどそれを1日に満喫出来るルートになります。

長時間になるため、4時半に起床し準備し6時からスタート、北稜取付までは、国民宿舎から車で15分程の場所にあり、車を近くに停め取りつきから40分急登を登っていきます。(妙義っていつもスタートは急登が多い、、)

するとこんな景色が出てきました、P1についたよう。

1P~5Pまでは歩きで、高度感があるものの技術的に問題となるところもなく、尾根上や西側を順調にルーファイしながら進みます。

P6はFuさんがリードであがっていきます。フリーでも行けそうですが我々はダブルロープ1本だして登攀、グレードはⅢ級ぐらいかな、その後進むと行き詰まり、付近を探すと懸垂下降の支点があり15mほど懸垂します。藪の中の懸垂、THE妙義ならではの風景です(笑)

懸垂で降りて右側を少し上がると両側に岩があり、ここがP7のよう。ここはNaさんがリードでいきました。40mぐらいまで上がりました。

P7の上部はこんな感じ。上部は岩は少しもろそうなので慎重にあがっていきます。その後はあっちこっちとルーファイしながらP11ピークで皆ルーファイに悩みました。P11行くまでの道はトラバースなのですがロープ出さずに行きましたがちょっと怖かった💦

核心のP12に着きました、Fuさんがリードで行きますが初めは泥&藪登りでその後は核心箇所のIV+ 前後 のクライミングです。カムも使用しますがクラックが浅くてジャミング出来ないし手が泥っぽくなる。。
Fさんとりあえずカム2つ決めて登攀、最悪鎖もあるのでそれで持ってあがっていけます。(私は鎖使ったよ)

P12上がった時点で11時半過ぎ、まだ相馬岳についていません。

この後は微妙な踏み跡のこんなやせ尾根を下降していきますが両側絶壁です🤣🤣🤣
Fさんは初妙義なので「え~こんなとこ行くの?😅」と興奮している様子、写真だと分かりずらいけど絶壁でスリル満点。

その後また懸垂箇所が出てきて、そのまましばらくは歩きが続き(ここから長く感じた)、去年行った富士稜で歩いた道に合流しそのまま相馬岳に向かいます。

相馬岳についたのは14時、山つつじが満開で貸し切り山頂です。

ここから下山が2時間ちょいかかるので、少し休み旧国民宿舎裏妙義方面への波線ルートから下山します。下りも急で鎖場満載で岩尾根の登り返しが多く気が抜けません。

途中こんな風景が出てきました、我々が登ってきたルートがみられます。これ見たかった😆😄

こんな天然額縁も見られる。

最後の極めつけは、また期待通りの急な下りでした😂

車回収はKaさんがトレランで走り回収してくれたので助かりました。

相馬岳北稜とても良いルートでした。何年も前から私が行きたかった相馬岳北稜にご一緒して頂きありがとうございました!