三つ峠にマルチピッチクライミングに行ってきました。
初マルチピッチデビュー(ブログも初投稿)、外岩2回目のIがお送りします。
当初は週末の2日間で小川山を計画していましたが、
1週間前から天気をマメにチェックするも回復せず、日帰り三ツ峠へ急遽変更となりました。
裏登山口の駐車場から取り付きに向かいます。
三ツ峠山荘に着く頃にはガスで真っ白でした。富士山見えず。
進行方向正面、薄い靄の中そびえ立つ岸壁が眼前に迫りテンションあがります。
取り付きには10時頃に到着。
上方には先に到着したメンバーが見えます。Fさん、Tさんですね!
まずは右フェイスで何本かウォーミングアップして、その後、中央フェイスに移動しました。
本日のメインディッシュ中央カンテ
クライミング歴数か月のひよっこの私がジムでの練習の成果を発揮する時がやってきました。
核心のクラック。Tさんガンバ!
途中、より良い足場とホールドを探して熟慮したり(そして最初に見つけた以上に条件の良い足場とホールドはない)
ロープが絡まり出せなくなってもたもたする場面もありましたが
後続で別パーティが登ってこなかったこともあり、ゆっくり時間をかけなんとか登りきることができました。
中央カンテの終了点は2箇所あり、左側を使用しました。
左側の方がロープが岩の溝に挟まらなくて良さげです。
スタックした黄色ロープを外しながら、師匠が先に懸垂下降
そして、私の番。
体重は任せたぞカラビナとスリングたち
懸垂下降ひとりでできるかな
中央カンテ、楽しくて良きルートでした。
右フェイスに戻り、先に戻っていたKさん、Nさん、Fさんに合流です。
この日残りの時間は最後まで右フェイスで楽しみました。
午後には雨に降られて早々に撤収かと一時は思っていましたが、
この頃には晴れやかな青空が広がりました。
しかし、風が強くてとにかく寒いっ
なぜ保温着をしっかり持ってこなかったんだろう。秋山は寒い、ときのうの私に言いたい。
岩に張り付いている時だけが無風になれます。
帰り道は、来るときには見れなかった富士山が頭をのぞかせていました。
レンズ雲も一緒です。
当初の天気予報が悪かったためか、パーティの数が少なく快適でした。
日没近くまでたっぷり岩壁を堪能し、大満足で帰路につきました。
お疲れさまでした。
I