S道、S頭で北岳バットレス4尾根へ行ってきました。
7時に芦安を出発し9時半に白根御池小屋着。休憩後バットレスの偵察へ。
C沢とD沢の中間尾根からバットレスへ。
5尾根支稜には先行PTが2組ほどいました。
5尾根支稜を2Pで登り、その日の偵察を終了。
日曜日、1時起床し2時テント出発。3時半に取り付きに到着。準備をしながら夜明けを待つ。
4時登攀開始。
5尾根支稜を経てその先のガリーを登る。
横断バンド。ここが今回一番の核心部分でした。難しいというより、だひたすら怖いトラバース。
トラバースの核心部分に支点は無く、絶対に墜ちれないのに足元は滑りやすい草付き。
たぶん横断バンドの場所を間違えていたと思われる。トラバース後、リッジを越えて4尾根のテラスへ到着。
ここからようやく本番。奇数ピッチをS道さん、偶数ピッチをS頭が担当でスタート。
だいぶ割愛しますが、順調に登って行きマッチ箱の懸垂支点。
枯れ木テラスへむけて登る。
城塞ハング。話に聞いていたとおり、ハングというより狭いチムニー。右側から岩がせり出していてけっこう狭い。
城塞ハングを越えた先で靴を履き替え、お花畑を通り北岳山頂へ。
11時山頂。
結局この日は天気にも恵まれ、後ろにも前にもパーティーはおらず、4尾根貸しきり状態で最高のクライミングとなりました。
せん