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1/6-7 四ツ岳・弓折岳スキー

平湯エリアでパウダーで人気の高い四ツ岳と、北アルプス南部の弓折岳にスキーに行ってきました。

平湯キャンプ場からシールをつけて入山。まもなく小尾根の急登になり、私の拙いキックターンでは苦労するところでしたが、どうにか登りきるとしばらくなだらかな樹林帯になります。静かな雪の森をスキーで進んでいると、山スキーをしている実感がわいてきて好きです。

P1060086小尾根を乗り越えて反対側に下りると、今回のポイントとなる大滝川の渡渉が待ち構えています。

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P1060095P1060096少し下流に下ったところに細いスノーブリッジがかかっていて、これを渡る必要があります。ブリッジ自体はしっかりしてましたが、段差があるのでスラブにそっと乗り上がるような感覚の緊張感あふれるキックターンでした。続くOさんも一度スキーが横に滑ってあわやドボンかと思われましたが、無事に通過。ここで水没すると後々の被害甚大なのでよかったです。

この先は四ツ岳に向けて広い尾根を登っていきます。細かい起伏のある地形をやや左手にトラバースしながら登っていくルートで、的確なトレースがつけられていたためその跡を辿らせていただきましたが、ノートレースだとだいぶルートファインディングに苦労しそうです。山頂に向かって直登するとブッシュに突入したり、上部の岩稜帯に出てしまうようで、少し左寄りから巻くようにして上がっていきます(右手から巻くルートもあるようです)。

P1060104最後はトレースが新雪で消え、標高2450mあたりまで標高差で1100mくらい登った所で森林限界に出ました。途中からだいぶ雪が降ってきて視界もなく、午後は天候が悪化するとの予報だったのでここから滑走開始。

P1060113ふかふかのパウダースノーで、歓声を上げながら滑り降ります。吹き溜まりにはまると腰まで埋まります。

P1060118心のままに滑ると大滝川に吸い込まれてしまうので、コンパスで方位を確認しながら左へ降りていきます。

P1060125楽しい滑降は終わり、再び渡渉点へ。行きのスノーブリッジがきわどかったのと、さらに下流に続いているトレースがあったので、下流に下りてみました。

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ジャンケンで私が勝ったので、Oさんに先に渡っていただきました。行きの渡渉点よりは渡りやすかったですが、かなり心もとないスノーブリッジ…。つぼ足だと踏み抜いてるかも。対岸の斜面も急登で、1度は板を外して放り上げたりしながら登り、小尾根に登りました。

小尾根上でシールを外し、滑っていこうとしたら少々の登り返しが。またシールをつけるのも面倒なので、小尾根の大滝川側からトラバースしてそうなトレースを追ってみたら、ブッシュの急斜面で行き詰まり、結局再びシールをつけて登り返し。今日1日でだいぶキックターンの練習になりました。

平湯キャンプ場に戻り、「ひらゆの森」で温泉を楽しみ、夕食はもつ鍋をたらふくいただいて、新穂高温泉に移動しました。

P1060138<行程>平湯キャンプ場(6:00)-渡渉点(7:30)-森林限界(11:30)-渡渉点(13:00)-平湯キャンプ場(15:00)

翌1/7は弓折岳を目指して4:00に新穂高温泉を出発。シールを付けて林道を進んでいきました。2時間半ほどでワサビ平の先の弓折岳を眺められる場所まで来ましたが、左手から合流している沢筋には細かいデブリの跡が見られ、今回はここで引き返すことにしました。

P1070141P1070144中央の奥に見えるのが弓折岳。まだかなり遠い…。ラッセルも考えると登頂は時間的にも厳しかったかも。

沢での弱層テスト。一番上に昨日降ったと思われる20cmほどの新雪。その下は比較的安定した積雪でしたが、70cmほど下にウィンドスラブによるものと思われる弱層がありました。

新穂高温泉に戻り、今日も「ひらゆの森」でゆっくりつかって帰りました。

四ツ岳は今回も十分楽しかったですが、さらに積雪が増えるとブッシュや細かい地形が埋まってパラダイスになるとか。弓折岳のような山を厳冬期に滑るのは条件に恵まれないとなかなか難しいと感じましたが、どちらもまた行きたいですね。

シン