dscf0079

12/31-1/1涸沢岳西尾根

年越しで涸沢岳西尾根に行ってきました。

白出沢dscf0048
2400m付近の天場dscf0049
2016年最後の夕日dscf0051
F沢のコルdscf0057
涸沢岳への稜線dscf0059
dscf0061
夏道の道標dscf0062
涸沢岳dscf0067
dscf0069
dscf0072
ルンゼをF沢のコルへ向けて下るdscf0075
涸沢岳dscf0085
奥穂とジャンダルムdscf0088

12/31(土)曇り
今日は2400m付近の天場までの行程なので少し遅めに出発をする。林道の雪は大勢の登山者に踏み固められ歩きやすい。白出沢を越え西尾根に取付く。2人組のパーティとすれ違う。ザックを片方の肩にかけ、胸を押さえて歩いていた。話を聞くと涸沢岳で滑落して胸を打ったそうで右手が上がらないと言っていた。登り始める直前だったので気が引き締まる。何はともあれ無事に下山できてよかったと思う。
西尾根には適度に雪が乗っており、トレースもしっかりしており何の苦労もなく2400mの天場に着いた。周りの景色は晴れたかと思えばすぐにガスり、ガスったかと思えば晴れるのくりかえしだった。けれど風はなく空気も穏やかで、のんびりとした昼下がりを過ごすことができた。

1/1(日)雪のち晴れ
昨晩おそくから雪が降り始め、朝になってもやむ気配はなく、風も出てきて軽く吹雪いている。まずは蒲田富士を目指して樹林の急登を登る。風と雪はやむ気配はない。視界もあまりよくない。
天場から30分ほど登ったあたりで樹林帯が終わり蒲田富士の直下に出る。岩を避けるように雪の斜面を登って行くと蒲田富士のプラトー。ここからF沢のコルまでは雪庇ができた稜線を歩く。
前日のトレースは昨晩からの雪で消えてしまっていおり、慎重に歩を進める。F沢のコルに降りたところで休憩を取る。涸沢岳を見上げると真っ白で何も見えない。
ここから涸沢岳の稜線を目指してルンゼを登る。稜線に出ると一層風が強まる。白出沢側から吹き上げる風にあおられながら登り1時間強で涸沢岳に着いた。下を見下ろすとうっすらと奥穂山荘が見えた。当初は奥穂を目指すつもりであったが、この風と視界の悪さのため涸沢岳で引き返すことにした。
足元に気を付けながら来た道を戻る。蒲田富士に戻ってきたあたりで天候が回復してきた。
振り返ると涸沢岳から奥穂の稜線がよく見えた。
また、この数時間で降った雪で来た時につけたトレースがきれいに消えていたのに加え、雪庇がチビ谷側、白出沢側両方にできていた。
ふかふかの雪を気持ちよくラッセルし、天場に戻る。13時前に天場に戻ってこれたため、撤収準備をして新穂高温泉に下った。

12/31(土)7:00慎穂高温泉→9:00白出沢→13:30天場(2400m付近)
1/1(日)5:00天場→6:30蒲田富士→7:00F沢のコル→7:45稜線へ出る→9:00涸沢岳→10:30F沢のコル→12:40天場→17:00新穂高温泉

せん