20230122 城山エキスカーション

20230122 城山エキスカーション

城山に久々のマルチピッチクライミングに行ってきました。
メンバーは、シンさん、私Oです。

今回の目的は、城山南壁のエキスカーション5.10c 5ピッチ。
シンさんは以前2度登攀したことがあるそうですが、ノーテンではまだ抜けていないそう。私は初めてです。

正月太りがすっかり定着した今の自分では核心部は抜けれないと確信していたので(涙)、難しい3,4ピッチをシンさんにお願いし、他を私がリードさせてもらうことにしました。

取り付きの様子

1ピッチ目は、正規のルートは左側の5.10aのようですが、アップも兼ねて右側5.9のルートからスタートしました。
とはいっても城山のスラブは凝灰岩の岩質やホールドの感じが独特で、気兼ねなくスイスイとはいかず。
怖いなぁ怖いなぁと思いながら一手ずつ上がっていくうちに終了点へと到着しました。
後から到着したシンさんも、久々城山スラブは緊張すると言っていたので、シンさんでもそうならそりゃ怖いよね、と妙な安心感。
ここからが今日の本番です。

2ピッチ目の5.10cはかぶりスタートで、ホールドは悪くないですが思い切りが要ります。
バランスを取りながら良い足のポジションを捜して危なげなくクリップしていくシンさん、さすがです。
ジムでのハングの練習はこういう時に活きるんだなと実感。
私はシンさんがビレイしてくれるので安心してフォローで登攀することができました。今度はリード、やってみたいなぁ。

3ピッチ目の5.10cは、ここが核心、とシンさんが気合を入れて登り始めます。
少しかぶり気味の、ホールドも小さいスラブ。足が震えているのが下から見えてこちらもドキドキ。
でも足が安定する場所に上手く取りついて、一番怖い箇所を抜けていきました、やったー♪
実際に登ってみると本当に怖い。小さいホールドしかない箇所でクリップしなければいけません。
A0したら抜けれる感じではないので、ここは今度もリードはやれないなと思いました。フォローでも怖かった~。

3ピッチ目終了点

4,5ピッチは私がリードさせてもらいました。
4ピッチ目は快適なスラブ、最後のトラバースがアルパインチックでわくわくしました。
5ピッチ目は、ちょっとしたハング越えで、ホールドを捜しているうちに滑ってフォール。
シンさんのビレイのおかげでグラウンドせずに助かりました、すみません。。
「初めの2クリップを超えたら快適だよ」とシンさんに教えてもらったので頑張って進みましたが、結構その後もドキドキでしたよ!?
快適って本当ですか~!?と聞いたら、そうでもなかったですね~、と笑顔のシンさん。騙されました。笑
エキスカーションは、スラブ、ハング、トラバース、色んな要素のある登りごたえのある良いルートでした。

ロープを束ねて懸垂
今日のおやつ1
今日のおやつ2
バトルランナー 2ピッチ目

懸垂で取りつきの岩場に降りてからは、エキスカーションの正規の5.10aと、私のリクエストでバトルランナー2ピッチ目までを練習させていただきました。
めいっぱい登って遊んで、すっごくすごく楽しかったです。シンさんありがとうございました!