5/5 奥妙義 高岩頂稜

5/5 奥妙義 高岩頂稜

奥妙義の高岩に登ってきました。

上信越道を走っていると、碓氷軽井沢ICの上にそびえ立つ岩峰が目に留まります。調べてみると、「高岩頂稜」とか「恩賀高岩」と呼ばれるこの岩峰はどうやら破線ルートながら登山道もあるらしい、ということで家族旅行の合間に早朝登りに行ってみました。

高岩登山口から登っていくと、思っていたよりも細かくテープやペンキがつけられていて、迷うことなく高岩のコルに導かれていきます。

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コルに上がると、まずは右手の雄岩へ。岩壁に突き当たって少し右に巻くと、狭いチムニーの上から鎖が垂れています。ほぼ垂直、高さ30mくらいあり、私が登ったことのある破線ルートとしては間違いなく最難レベルでした。鎖が無ければⅢ級はあります。これは登山道と言ってよいのか?

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チムニーを登りきり、さらに少し登ると高岩の最高地点、雄岩の頂上(1084m)に出ます。

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眼下には碓氷軽井沢ICが見えます。

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こちらはこれから向かう雌岩と、その向こうには浅間山。

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慎重にチムニーを下り、コルから雌岩に向かいます。雌岩にはP1~P3にピークがあり、P1から見た雄岩の眺め。恐ろしく立ってますね。

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下はP2、数mですがほぼ垂直のリッジになっていて、50cmおきくらいにボルトが連打されていますが、さすがに単独で何の装備も持ってきていないのでパス。

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こちらはP3、岩の割れ目からちょうど浅間山が見えます。

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あとは緩やかに下って、八風平登山口へ下ります。下の写真は下りてきて振り返ったところ。右手から下りてきていて、八風平から登る逆コースだとちょっと分かりにくいかもしれません。

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あとは車道沿いに歩いて高岩登山口に戻ります。2時間ほどで終わってしまいましたが、早朝の空気と新緑を楽しみながら登れました。岩は割としっかりしているように見えましたが、ルートは開かれてないのかな…?

<行程>

高岩登山口(6:00)-雄岩(6:40)-八風平登山口(7:40)-高岩登山口(8:00)

シン