12/3-4 遭対訓練

12/3-4 遭対訓練

 

5月に入会したoです。ここに記事を投稿するのは初めてです。
冬山をやりたくて入会したものの、気づけば岩登りばかりやっています……いまだに全然上達していないのですが。
今回は、12月3-4日の週末に会山行として行われた遭対訓練に参加してきました。

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丹沢のどんぐり山荘に集合して、まずは救急セットの装備を各自広げて点検しました。各メンバーで用意している装備を比べながら、自分も装備の足りない点などを確認。
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その後各自の救急セットを使い、三角巾の巻き方など応急処置を復習。私は使うのが初めてだったのですが、たまにやっておかないと、いざというとき忘れてしまいそうです。

昼食を終えて戸沢林道まで移動。ツェルトの設営や搬送方法を確認します。2016-12-03_13-46-38_143
各自が持参したツェルトを設営して中で過ごしてみます。
写真手前赤のツェルトが居心地が良かったような。今まで山で泊まるときはテントを担いでいましたが、ツェルトでのビバークもそれほど不快ではなさそうでした。

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翌日はモミソにて自己脱出や登り返しを練習。7月の会山行岩トレでも登り返しを練習して、そのときは自前のスリングも無くうまく出来なかったのですが、今回はちょうどいいスリングの長さや要領が分かってきて、なんとか実践レベルになったと思います。

モミソ付近の沢から林道まで、ガイドロープを張って立木を支点にビレーしながら、負傷者を搬送する訓練を行いました。
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動滑車の原理を使って負傷者を引き上げます。これをとっさのときに要領よく作成するとなると焦ってしまいそうです。

年に一回のこの訓練ですが、応急処置など頭ではできると思いつつも実際にやってみると案外思い出せなかったりすることが多いので、こういう機会に復習しておかないと、道具を持っているだけで使えないなんていう状況になりかねないです……。
今回はベテラン会員の方々にたくさん教えていただきました。自分でも整理して教えられるようになりたいですね。

次の週末は富士山で雪訓です。久々に背負う冬用装備の重さに耐えられるか不安です。頑張ってこようと思います。